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認知症とピラティス

近年、少子高齢化が進む数々の世界各国の先進国では、

今後の医療問題の解決として、もっとも大切なものの一つが予防医学である

というのが共通認識として浸透しています。

アメリカでは、日常的に生活に運動を取り入れるのが

自身の身体の自己管理を怠らない一種のステータスの様になっているほどであり、

至る所にフィットネススタジオやヨガスタジオやピラティススタジオが溢れ、

人々の会話の話題として、 

「自分がどんなエクササイズを選び取り入れて自己管理を行っているか?」

ということは欠かせないものとなっています。

 

中でもピラティスは、身体(ボディ)と脳(マインド)を同時に鍛える事ができる

と言われているエクササイズであり、現代の社会問題ともなっている

精神疾患にも同時に効果があることが認められています。

 

日本国内外を問わず、ストレスにあふれる現代社会では、

うつ病や引きこもり等のさまざまな精神疾患に悩む人々や

その家族が年々増加しています。

また高齢化に伴い、自宅介護や施設での生活が多くなり、

日常生活に必要な筋肉の衰え、そしてそこに認知症の症状等も加わり、

家族や介護施設で働く方々の肉体的・精神的負担は更に増えるばかりです。

そんな中で、身体と脳を同時に鍛える事ができるピラティスこそが、

そんな現代社会の問題に前向きに向き合うことができる最適なエクササイズである

と確信しています。

もとは入院患者のリハビリの為に開発されたエクササイズであるからこそ、

無理に見た目を重視した外側の筋肉だけを付けるのではなく、

普段は使われていないインナーマッスルから鍛え始めるピラティス理論に基づいた

エクササイズにより、これからの高齢化社会にも無理なく自然に対応し、

日頃運動をしていない人にとっても身体に負担を掛けることなく始める事が出来る、

現代社会にこそピッタリのエクササイズなのです。

 

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